2016年11月29日火曜日

邦楽

自分は映画を作るが、普段の日常では音楽に触れている時間の方が遥かに長いのです。
国内外・ジャンルに関係なく何でもかんでも聴き漁る雑食の極みですが、その中でも自分の中で自然とリピートし続ける楽曲は限られていって、その内の数曲はタイムレスな一生ものへとなっていく。
それは音楽も、映画も、人も全部一緒で、時に心に深く刺さることもあれば助けられることもある。ある時点で振り返ったりすると自分の足跡が見えてくるのも面白い。
音楽も映画もあらゆる芸術も、ある種の友達のような存在と言える。

そんな中から、割と最近めな国内の楽曲たち3曲。

BUGY CRAXONE 「Lesson 1」


来年で活動20周年になるBUGY CRAXONEのアルバム「Lesson」より、「Lesson 1」。
「なんとなく Be Happy」から更に堂々とポジティブなサウンドに進化して、すずきさんの歌声は不思議なほどスッと心に直行便で届いてくる。個人的にファッションがたまらなく良い。ちょっとあの時分の市井由理っぽいと感じるのは偶然かな。
「YESよりNOより、OKが正解」
これはシンプルかつ最高なパンチラインだと思う。
他にも同アルバム収録の「たいにーたいにー」も素晴らしいので是非。


MACKA-CHIN 「ODD RARE HALL feat. 呂布カルマ」


今年の夏に伝説のHIPHOPイベント「さんピンCMAP」がサプライズ的に復活した。
そのステージ上でANARCHY氏が更なるサプライズとして紹介し、まさかまさかの復活をした伝説のユニットNitro Microphone Underground。(LAで会った現地人が普通に車で「Nitro Microphone Underground」を聴いていたのはオレの中で伝説。)
そのメンバー・MACKA-CHINさんのアルバム「MARIRIN CAFE BLUE」からのトラック。
ラップするのは本人ではなくフリースタイルラップの重鎮・呂布カルマさん。大の動物好きでも知られる氏が蛇と戯れ合いながらラップするMVは何もかもがキレッキレである。
「SMAPがなくなるかもしれなくても大丈夫、オレのラップ代わりになる」
このラインでやられたら本人のtwitterを是非チェックしてみて欲しい。パンチラインとグラビア(篠崎愛率高い)の写真の連続に更にやられますよ。


宮内優里「読書 feat. 星野源」


千葉県八街市在住(近い)の宮内優里さんと今をときめきまくっている星野源さんのコラボトラック。
まずこの曲自体のトピックと詩のセンス、そしてMVが素晴らしくて、もう5年くらい前の曲だが未だに初めて見たときの衝撃を覚えている。
「僕は友達がいる、別の世に」
このような詩を正々堂々と歌う。それだけでこの曲には他の曲たちにはなかなかない奥行きがある。一言で言うと、「わかる」の連続なのである。
「くだらないの中に」などで鳥肌がたった経験もある自分が、その星野氏の声で読書というトリップ行為をこんなに優しい賛歌として仕上げられてしまった日にはもうたまらないのです。

2016年5月4日水曜日

MV「BRUTAL」

いろんなお手伝いや参加はしてきましたがMVの監督は初めて。
かつ、高校生ラップ選手権で見てから大好きだったHELL BELL(ex. MC妖精)くんと、ガキの頃から聴きまくっていたラッパ我リヤの山田マンさんのジョイント曲とあらば最高にテンションも高かったわけで!
作曲は弟が、スクラッチはDJ BABEくんがやってくれました。
これ、ヘッズは必ずチェックすべきです!と手前味噌ながら主張しておきます。



オフショット!マイメン BUTCHさんも参戦してくれたので本当に楽しい現場でした!