『ゲット・オン・ザ・バス』
スパイク・リー監督の『ゲット・オン・ザ・バス』はルイス・ファラカンが唱えた"ミリオンマンマーチ"(100万人行進)を目指しバスに乗り合わせた黒人達のドラマ。
バスの中でぶつかりあったり、歌い合ったり、それぞれの抱える問題を共有したり。
そして辿り着いた先に待っている展開。
『ブラウン・バニー』
ヴィンセント・ギャロ監督の『ブラウン・バニー』。
主人公は魂の救済を求めてひたすらバンを運転する。
途中様々な女性と出会って希望を見出そうとするが、実のところは心の傷が深くなっていくという、負のサイクルな旅路。
『菊次郎の夏』
北野武監督の『菊次郎の夏』は、少年が母を訪ねて三千里。
"おじさん"と一緒に、こわい人、やさしい人、いろんな人と出会って、その夏を駆け抜ける。
その旅には、人生の縮図が詰まっている。
…上記3作は自分が特にヘビロテしている映画。
オレは旅をする映画が好きだ。
特に車での旅。そしてそこに流れる音楽。
上記三作はどれもジャンルは違えど"音楽"が大きなエッセンスになっている。
旅って、ただ黙々とそこへ進むだけじゃ超つまらないもんね。
…あ、そういえば自分の『モラトリアム』も車に乗り合わせてのサバイバル・ドラマだった。
『モラトリアム』
旅っていいね。